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2006年 02月 22日
トリノオリンピック、日本選手はイマイチ振るいませんね。メダルは関係ない…とは思いつつも、選手の後ろにはオリンピックに出られない選手もいるわけで(フィギュアなんか選手選考でいろいろ揉めたことですし)、頑張って欲しいものです。
でもいい加減、トリノサンドとかトリノ弁当とかトリノ定食で鳥料理を使うのはやめませんか? …そんなわけでヨーロッパ(イタリア)でのオリンピックの真っ最中&今年はドイツW杯ってことで、記念に見てまいりました。「ミュンヘン」。 まぁ、イタリアでオリンピックやっているから、ついでにドイツのオリンピック映画でも観に行くかぁ…という軽い気持ちで観に行ったことは否定しません(苦笑)。 一応この映画の事前の情報で、「ミュンヘンオリンピックでイスラエルの選手団11人が殺された」ということは知っていましたが(しかしこの映画がなければ、僕はこの事件さえ知らなかった)、それ以上深くは知りませんでした。なのでまぁ、その事件のドキュメンタリー風映画なのかな…と。展開ももう少し淡々(○○をこうして殺した後、続いて○○を殺した…みたいな説明風ナレーションで)としたものになるんじゃないかなぁ…と。 重かったです…。 事件よりも暗殺者たちの心理描写の方がメインに描かれており、事実であるから主人公(側)がいつ殺されてもおかしくはないし、実際仲間が次々と殺される。 ターゲットを殺し、味方が殺され、復讐のために更にその人間を殺す…という殺意の連鎖。 自分も、そして自分の家族も殺されるかもしれないという不安に怯える日々。 実話である以上、盛り上がりもなければ、ハッピーなエンドもない(そういう意味では淡々としているが)。 そんな映画を三時間も観ていれば鬱にもなりますって(苦笑)。 個人的に、映画は楽しむもの。なぜお金を払ってまで怖い思いをしたり、鬱にならなければいけないのか…と思っている自分には場違いすぎる作品でした。 …とか書くと、「ホテル・ルワンダ」を観て来た外の人に怒られそうですが(笑)。 少なくとも「ミュンヘン事件」やそれに至るまでの経緯、イスラエル・パレスチナ問題を最低限事前に学習していないとその背景がわからず、観ていて辛いと思います。少なくとも僕は、イスラエル側、パレスチナ側両方の人物に感情移入できなかった。 それ以前に、ドイツや欧州の人々を巻き込んで(大体暗殺の仕方は、メディアに大きく報道されるよう爆殺を推奨され、ターゲットは大体欧州に潜んでいる)、何やってるんだよ、人の庭で…って感じでした。<もし日本のホテルにターゲットがいたら、そのホテルごと爆発させるんだよ? 僕の観方はたぶん間違っているのだろうけれど、やはり多くの日本人にとっては他人事だと思うのですよ。やはりそういう事件があったことを知っている人、イスラエル・パレスチナ問題に興味がある人…でないと楽しめ(?)ないかと思います。 この映画を見ようと思っている方は、事前に勉強しておかないと、苦痛の三時間を強いられる場合があるので気をつけてくださいね。もちろん、カップルでのデートで観るなど俺が許さない(笑)。 でも、僕を含めて、日本の人にああいう事件が、ああいう問題があったことを認識させるだけでも、製作者にとっては有意義だったのではないでしょうか。 本当に申し訳ありませんが、話自体はつまらなかったです。
by mugenkannote
| 2006-02-22 09:13
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