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2005年 12月 07日
![]() ふと新聞に目を通してみたら、この方の作品が完全修復され、日本で上映されるとのこと。 それが「ロッテ・ライニガーの世界」 特に今回のメイン、「アクメッド王子の冒険」は世界初の長編アニメーション作品とのこと。 少なくともアニメのレビューをしているこのサイト。 これは観に行かなければならないでしょう。 早速、恵比寿の「東京都写真美術館」に行ってみました。美術館の中のホールでの映写なので、何か普通の映画館と雰囲気が違います。 あと、美術作品だからか、作者が女性だからか、ほとんどの観客が女性の方でした。<男の人は、女性に連れられてきた彼氏とかそんな感じ。 で、今回観たのは前述の「アクメッド王子の冒険」の他に短編の「カルメン」と「ガラテア」の三本。 三つに共通することは…よく動くということ。 本当にこれが世界最初の長編アニメなの?と思うほどに生き生きとした躍動を感じられます。何か日本のアニメは退化しているように感じるよ…。<まぁ、三年かけて手作業で丁寧に作られたアニメと、スケジュールに追われて量産されたれたアニメとは境遇も違うのであろうが。 それから…艶っぽい。 影絵だから女性のボディラインを強調しているのか、影絵だからこそ身体のラインが強調されてしまうのかわかりませんが、出てくる女性が皆色っぽく描かれています。<「カルメン」なら主役のカルメン、「ガラテア」ならピグマリオンが創った石像のガラテア。 別に「胸が…」とか「太腿が…」とかいう部分的なことではなく、全体的な雰囲気や仕草…といったところからフェロモンが出ている感じです。作者が女性であることもあるのでしょう。 ![]() 「アクメッド王子の冒険」でもお姫さまが侍女たちと一緒に水浴びをするシーンがあるのですが、影絵なのにあまりに○○っぽくて○○した。<下品。 そんな長編アニメの礎となったこの「アクメッド王子の冒険」。現在のアニメに多大な影響を与えた…と言われるだけあり、色々なファクターが濃縮されています。 -以下、MMR風に- キバヤシ:「敵である魔法使いは、カリフ(イスラムの王)の娘、ディナルザデー王女を奪おうと狙っている。そんな王女を助けたのがアクメッド王子。普通ならここで恋愛になってもおかしくはない。 だが、それはできない…。 なぜなら…アクメッド王子はディナルザデー王女の兄だからだ。 つまり…。 世界最初のアニメーションの頃から、”妹萌え”の文化は根付いていたのだよ!」 一同:「な、なんだってーっ!?」 …ちなみに他にも、魔法使いとの決戦で身体からオーラがほとばしり、両手からエネルギー波を飛ばして撃ち合う場面なんかは、ドラゴンボールの原点かな…と思わさせますし、アクメッド王子のピンチにアラジン(もちろん「アラジンと魔法のランプ」の主人公)が出てきて共闘する展開は、歴代ウルトラマン大集合とか、歴代ライダー大集合みたいな、作品を越えたコラボレーション作品のハシリと言えるでしょう。 正直、戦前に作られたアニメーションに期待はしていませんでした。全く動かないし、画像の悪いであろうと…。 そんな予想を思い切り裏切って美しいアニメーションを魅せてくれたこの作品。観られる方は少ないと思いますが…オススメですよ。 ■
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by mugenkannote
| 2005-12-07 23:08
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