日記コミュニケ
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2004年 11月 01日
そんなわけで読み終わりました。
二階堂黎人さんの「魔術王事件」。 名探偵「二階堂蘭子」が活躍する蘭子シリーズの最新刊で、かなり分厚い一冊です。 何か、「暗黒館の殺人」を読破した勢いで、もう一冊厚い本を読んでみたくなったわけです。 もともとこの作者さんは、デビュー作の「地獄の奇術師」からしてかなり江戸川乱歩(の明智探偵シリーズ)の雰囲気を持っていて、この作品でも古き良き本格ミステリの雰囲気を見せてくれます。 ・・・ですが・・・。 僕は「新・本格ミステリ」が読みたいんだよ・・・。 何というか・・・中盤辺りで、ミステリ読んでいる人なら犯人わかっちゃうって・・・。<古典的なトリックを使ってくるので、そのネタがわかれば自ずと犯人がわかってしまう。 おかげで、残りの膨大な量のページが酷く苦痛になりました。<たぶん違っていてくれ・・・。予想外の犯人で、典型的なミステリの固定的呪縛にハマッタ僕を救ってくれ・・・そう思いながらページを進めて、結局その怪しい人物が犯人だったときの気持ちといったら・・・決して犯人が当たって嬉しい・・・とは思わなかったよ・・・。 最新刊なのに・・・何となく古臭く思えてしまう(新・本格は古典的な様式の中に新鮮な驚きがあるわけで、残念ながらこの作品には驚きも新鮮さも見つからなかった)。そんな感じでした。 なので現在、流行の(?)、ライトノベル系青春エンタ「クビシメロマンチスト」を読んでいます。 うはー、新鮮だ。 ・・・というか、あさかさんの文章を読んでいるみたいだ(笑)。
by mugenkannote
| 2004-11-01 01:02
| 読書
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