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2004年 09月 28日
錬金術の本を買ってみました。
結構前からなんですが、「鋼の錬金術師」を始めとして、「武装錬金」や「からくりサーカス」などで錬金術が流行っています。 基本的な知識が「鉄を練成して金を作る」・・・くらいしか知らない僕は、とりあえずどんなものか・・・という気分で、この入門書の入門書とでもいうべき本をとってみました。 で、僕の先入観として、錬金術は鉄を金に変えたいと願う欲深い者たちの俗物的な学問・・・と思っていたのですが、読んでみて、非常に哲学的な(ある意味、抽象的な)学問なんだなぁ・・・と感じました。 金はあくまで象徴であり、つまり真理。その究極的なものが「賢者の石」と呼ばれているものなのですね。 だけど、賢者の石はその名の通りな「石」の姿をとっていない。液状のものであったり、あるいは目に見えないものであったり・・・。 だから、「からくりサーカス」では賢者の石を「柔らかい石」と呼んでいたんだねぇ・・・。なるほど・・・。 他にも、名前や図形だけ知っていたけど、その意味を知らなかった「エリキシル」や「エーテル」、「ウロボロスの蛇」や「セフィロトの樹」、「一は全、全は一」といった言葉の由来を理解できたことは(といっても表面的なことだけど)、収穫だったなぁと。 ちなみに、有名な錬金術師、パラケルススが「生命のエリキシル」と呼んでいたハーブが、「メリッサ」だそうで、なるほど、「ポルノグラフティ」もただ漠然と「鋼の錬金術師」のOPを歌っていたわけではないんだなぁ・・・(笑)。 とりあえず、「ハガレン」や「武装錬金」で錬金術に興味を持ったなら、かなり奥が深いので、ちょっとかじるくらいならその手の本を読んでみてもいいのではないでしょうか。 ・・・あ、そういえば「等価交換」という法則は、本当の錬金術の概念には入っていないものなので、気をつけてくださいね。
by mugenkannote
| 2004-09-28 10:09
| 読書
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