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2005年 02月 24日
まだ僕が小さかった頃、「マル勝 ファミコン」というゲーム雑誌に「魍魎戦記MADARA」というマンガが連載されていました。
各キャラクターに数値のデータが表示されており、経験値を得てレベルアップしていく様はホントにロールプレイングゲームをマンガにしたような感覚でした。<実際、ゲームにもなりましたし。 しかし最も僕がこの作品に興味をひかれたのは、主人公「マダラ」の特異な設定でした。 生まれながらに強大な力を持っていたマダラは、その力を恐れた父親によって八つの身体の部分を奪われて川に流されます。奪われた身体の部分は八匹のモンスターの身体に埋め込まれ、身体を取り戻すにはこれらの敵を倒さなければいけないのです。 敵を倒していくごとに自分の身体を取り戻し、より強く、より人間らしく成長していく主人公は小さかった頃の僕には衝撃的で、斬新でした。 やがて日本神話を知ってからはその世界観をもっと深くわかるようになり、大人になった今でも好きな作品です。 …がそんなある日、僕は「SEGA」のあるゲームのCMを見てしまいます。 「48体の魔物を倒し、自分の身体を取り戻せっ!」 にゃんと。 その作品が「手塚治虫」先生の「どろろ」だったわけです。 ファンの間では有名な話だったみたいですが、僕は驚きました。 好きだった作品がマンガの神様のパクリだったわけですから。 まぁ、パクリというよりオマージュだろうし、極論を挙げれば現代のマンガの全ては手塚治虫のパクリなのですが。 早速本屋さんで買って読んでみたのですが、この作品が今から40年近く前に描かれた作品とは思えないほど新鮮で面白いっ!<ストーリーは上で書いたMADARAのストーリーとほぼ同じなので割愛。 「水木しげる」さんの「ゲゲゲの鬼太郎」に対抗して描いた(らしい)ですが、安易な動機にも係わらず一番手塚先生が「ノッている時期」に描かれただけあって非常に一話一話の完成度が高い。 正直、なんでこの作品が打ち切りになるのだろう…という気持ちがあります。 確かにストーリーは暗くて陰惨で悲劇的です。容赦なく人が、動物が、妖怪が死んでいきます。結末もハッピーエンドではありません。 が、それにも増す魅力をこの作品は持っているので「うしおととら」などの妖怪マンガが好きな方は、楽しめると思います。 ああ、もちろん「MADARA」もオススメですよー。
by mugenkannote
| 2005-02-24 13:07
| 漫画
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