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2005年 01月 19日
というわけで、続けて「S」の紹介です。
ちなみに、前回書いた「アポロ11号は月に行っていない。」というウソは、こちらを参照してください。 今回笑ったのは、「ストーンオーシャン超常心理分析書」という本。 他のトンデモ本の項目は、科学的、専門的内容に関して筆者のツッコミと説明を見て、その間違いとデタラメを笑う・・・という感じなのですが、この本に関しては、僕でもツッコミ入れられます。 以下、引用。 『第六部「ストーンオーシャン」の研究本なのだが、そのデタラメさ、無責任さは、類書の中でも最悪である。 驚くべきことに、著者は「ジョジョ」1~5部をまったく読んでいない! だもんで、三部の主人公、空条承太郎がどんな人物かわかっていない。(中略)ディオにいたっては、存在すら知らない。 だから、こんなトンデモない「心理分析」を書く。(「デイオ」という表記は原文ママ) この「スタンド」と呼ばれる超能力、霊能力のようなものに関して、若き頃の神父と「DIO」(デイオ)と呼ばれる男との会話がある。このDIOと呼ばれる男が"空条承太郎"であるか否かはわからない。しかし首筋にある星型の入れ墨からして、これは若き頃の空条承太郎である可能性が高い。それにしても西洋人が「クウジョウ・ジョウタロウ」と呼ぶ時、この名前は彼らにとって発音するのが難しいので、大抵は「ジョー」と呼ぶであろう。デイオとは略さない。しかし名前の略ではなく「君と僕とはDUET」という意味でDIOと言うことはあり得る。この時、神父は憂いすらも漂わせるような顔つきをして、それは、まさに親愛の念を込めて「DIO」と呼んでいる。その雰囲気には相当のホモセクシャルな印象を受けてしまう。まさしく、この二人が特殊な関係にあることは間違いなさそうだ。』 ・・・。 えっと・・・どこから突っ込めはいいのかな・・・。 筆者は「あたしゃ、このくだりを読んで頭がくらくらきて、本を伏せて、一時間ほど頭冷やさなくちゃならなかったよ。」と書いているけれど、まさに僕もそんな感じでしたよー。 何ていうか、と学会の人たちがデタラメな科学知識で書かれた本の間違いを、うんざりしながら説明している気持ちがわかるような気がしました。 とりあえず、上の間違いはひとつひとつ解説していかないよ(笑)。めんどくさいし、何よりこのブログを読んでくれる方々にはもう、ジョジョの説明なんて不必要だと思いますから。 他にも、その本を読んでいないのに批評を書いた本があったり、ライトノベルはおろか、普通の文学でさえちゃんと読んでいない人がライトノベルについて批評したり、もうムチャクチャ。 そんな本が普通に書店に並べられてるっていう事実が恐ろしいです。 僕みたいなただのブログ書きだって、その本の感想(批評なんて偉そうなものではない)は、ちゃんと買って、読んでから書きます。立ち読みでは済まさない。<スキャンするっていう理由もあるけど。 他の人の意見は聞くけど、それでも自分で見る、読む、体験しなければ、書く気も起きません。 だからライトノベルのランキングにしたって、「涼宮ハルヒ」シリーズが一位になっても、それについては否定も肯定もしてないはず。読んでいないから。読んでいないのに、「この作品が一位なのはおかしい」とかいう奴の方がおかしい。 それと同じようなことを、この人たちは書いていて、しかもお金をもらっている・・・ってことが信じられないよ・・・。 まぁ、これ以外にもいろいろ笑える・・・というか呆れる本がいっぱい紹介されていますから、読んでみてもいいかと思いますよー。
by mugenkannote
| 2005-01-19 17:21
| 読書
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